3月16日(土)、中級部3年生9名が卒業を迎えました。

今年の卒業生たちは、少年団活動の中で一人一人が個性を存分に発揮し、9人が仲よく、一つの目標に向かって一生懸命に活動してきました。

その結果全員が成績や皆勤賞などの表彰をうけました。

式場には後輩、先輩からのポスターや、卒業生たちが作成した自画像、「中3新報」、卒業生たちの学校生活を写した写真が飾られ、各団体より贈られた生花とプサントンポネット・朝鮮学校と共にする会「ポム(春)」より贈られた横断幕が華やかに式場を彩りました。

卒業生代表による決意表明では、中学生活を振り返りながら、育ててくれた両親や先生、共に活動してきた先輩、後輩たちに感謝するとともに、「高校生になっても、少年団生活の中で培った団結力を発揮し、全員で目標に向かって頑張っていきます!」と話していました。

卒業式の後には卒業公演が行われました。

全員が舞踊部やカヤグム部、吹奏楽部に民族打楽器部と芸術を専門とする部活に所属する中で、今年1年間、後輩たちを指導する立場の3年生として悩み、励ましあいながら必死に練習してきた部活の成果を、一つの作品として完成させた「アリラン」から始まり、生徒たちが作成した映像、創作ダンスなど斬新で楽しい演目が披露されました。

3月14日の高校無償化裁判判決の2日後に行われた卒業式でした。

この生徒たちは4月に高級部へ入学します。

卒業生たちの本当に楽しそうな笑顔や力強い歌声、決意表明の中に込められた熱い気持ちは卒業式に参加したたくさんの方々へ勇気を与えてくれました。

今後は高級部でその力を発揮してくれることでしょう。

卒業おめでとうございます!