民族的アイデンティティーの確立を最大の柱として取り組みます。
朝鮮学校(ウリハッキョ)にあって日本学校にないもの。
それは、「朝鮮語」と「民族的アイデンティティーの確立」に関する教育です。
社会を生き抜くための力を与えるのも重要ですが、それ以前に、
自分は何者なのか?この日本社会で何を目指し、何を成そうとしているのか?
これらを自問自答することが、何よりも重要だと考えます。
ここでも答えは一つだけではありません。
自分の考える民族心とは何か?
自分はどうあるべきなのか?
悩みもがきながら答えを探す過程そのものも大切な教育だと考えます。
民族的アイデンティティーの確立過程において、自分なりの答えを見出すことで、
生徒たちが迷いなく社会を堂々と渡り歩くための、自信につながると信じています。
すべては、自分の存在を知ることから始まります。