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朝鮮学校と日本学校の違いは何ですか?
それは、朝鮮学校にあって日本学校にないものを見れば一目瞭然です。
朝鮮学校では、朝鮮語、歴史、民族の慣習を身に付けることができます。
結果的に、これらを通して「民族的アイデンテティの確立」を育むことができます。
これが日本学校との決定的な違いです。
逆に言えば、これ無くして朝鮮学校とは呼べません。
だからこそ、当校の教育理念の一番初めに「民族的アイデンテティの確立」を掲げています。
学校の教育方針は何ですか?
教育理念が「目標」や「理想」だとすると、教育方針とは、それを成すための方法や道筋といえます。
当校の教育理念にある、民族的アイデンティティーの確立のためには、まずは、民族の歴史を知り、次に、在日同胞として自分はどうあるべきなのか?どう生きていけば良いのか?という、学生たち同士の議論の場を設けることが重要だと考えます。
従来のように、教員が講義をして学生はそれを聞くだけという受け身のやり方ではなく、お互いの考え方を尊重するという基本姿勢を持ったまま、学生たちが本音でぶつかり合いながら自分自身の答えを見つけていく過程を継続して設けていきます。
答えは一人一人違っていても構いませんし、在校中に答えを見出せなくても構いません。
常に自分自身と向き合い、この問題に背を向けずに正面から見つめることで、自分をしっかりと持っている、一本筋の通ったブレない人間に育ってもらいたいという願いがあります。