6月26日、高級部において歴史実習が行われました。

高校生たちは先代達の過去を知るために長崎を訪れました。

この日を迎えるにあたって、学年別に二週間に及ぶ歴史研究発表を実施しました。

研究内容は主に、朝鮮が日本の植民地であった時代に、朝鮮から日本へと強制連行されてきた先代達の歴史についてです。 各地域での強制労働や「従軍慰安婦」問題について研究し、発表を行いました。

当日長崎では、原爆資料館と「岡まさはる記念資料館」を訪れ、より具体的に歴史を学びました。

バスの中でも学習をする生徒たち

今もなお、隠され続ける先代達の歴史をたくさんの写真や資料を通して新たに知ることとなった生徒たち。 自分たちが研究した以上の内容が資料館にあり、まだまだ分からない歴史が存在することに対しての衝撃を覚えるとともに、二度と同じ歴史が繰り返されないようにウリハッキョでより一層勉学に励む決意を新たにしました。

 「歴史を忘れた民族に未来はない。」 「過去の歴史を忘れず継承できるものは若者しかいない。」 という言葉を胸に刻み、長崎を発ちました。

今回九州朝高歴史実習のために資料館で解説をしてくださった日本の方々。

また暖かく出迎えてくださった総聯長崎県本部委員長、チョンマルロ コマプスムニダ!