9月29日土曜日、外は台風の影響か、朝から雨が降り続き冷たい風が吹いていますが、体育館内は生徒たちの熱気で暖かく感じます。

少年団、朝青活動の一環として2週間にわたり共和国の歴史や地理などを集中的に勉強し、その総仕上げとして共和国創建70周年記念クイズ大会が行われました。

クイズ大会では、「9.9リーグ」や「9.9サゴン」など生徒会役員たちが一生懸命に考えた企画が準備され、参加した生徒たちは培った知識を絞り出しながらチームの団結力を発揮しました!結果は「9.9サゴン」で唯一全員正解をはたした8組が優勝しました!

途中、早押しボタンの不調により挙手制となったときには中学1年生たちが元気よく飛び跳ねながら回答したり、最後の結果発表で司会者が優勝チームを間違え全校生徒でテイク2を行うなどハプニングはたくさんありましたが、ハプニング以上に生徒たちの楽し気な笑い声が体育館内に響き渡り、後輩が率先して盛り上げ先輩が後輩に教えてあげるなど、「九州中高らしい」姿を垣間見ることができました。

   

 

一転して、3、4時間目は各学年別の講義です。

朝大の先生方が特別に授業内容とは別に講義を準備してくださいました。

中学ではキム・ジョンホ先生が在日朝鮮人として生きていくうえでどのような観点で社会を見るべきなのか、同胞社会への「射程」をどう決めるのかということについてお話をしてくださいました。

 

高級部1、2年生には外国語学部のキム・ヒョナ先生が「<ウリ>の人生観」について講義されました。

在日朝鮮人としての自らの存在をどのように受け止め、自らがやりたいこと、できること、成すべきことの中で人生を考えていかなければならないということを話されました。特に朝青活動と学習、ウリマル運動をした経験がこれからの人生を生きていくうえで糧になると強調し、今を全力で過ごす必要性について語られました。

 

高級部3年生はホン・ヨンチョル先生と座談会を行いました。

これからの人生で高校3年間の経験をどのように生かしていくのかという観点から話し合いが行われました。

 

 

朝鮮大学校の出張授業をはじめ、この2日間は生徒たちにとって貴重な経験となりました。

 

来週は中間テストが行われ、競演大会や文化祭など忙しくなりますが全員の力を合わせて頑張っていきます!