5月23日から6月8日まで高級部3年生が祖国を訪問しました。

 

祖国訪問報告会を6月15日に行いました。

報告では生徒会委員長が「南北会談、朝米会談が行われ新しい時代の流れが作られていく中、祖国の様々な地へと訪れそこに住む人々と出会い話してみることで、異国の地に住む私たちを朝鮮人として差別なく扱ってくれる同族の愛情をひしひしと感じることができた。また祖国のありがたみ、日本の地で朝鮮人としてどう生きていくべきかを考えるよい機会となった。」と話しました。

討論を行ったリ・ユナさんは、「祖国の人々が国のためにという気持ちで働いているということ、そういった思いを見習わなければならないと思った。また後輩達に祖国や民族を愛する思いをどう引き継いでいくべきなのか、自分が誰で何のために生きていくのかを常に考え続けなければならないと教えられた。祖国の愛を常に感じ、恩返しできるように、卒業後にも民族教育を守り、後代に伝えていかなければならない。」と話しました。

討論の後には、この期間に訪れた様々な場所の写真を見ながら解説しました。後輩達は訪れたことのない祖国の姿を先輩たちの話と写真で感じることができました。

 

祖国訪問期間、学校や、祖国の人たちの前で行った公演を行いました。

この期間に習ったものや感じたこと、今後の決意を歌に乗せて届ける3年生の先輩達の姿にひこまれていきました。特に「私たちのねがい」、「白頭と韓羅は我が祖国」を朝鮮半島の統一を願う私たちの思いや願いをこめて歌いました。

 

 

祖国訪問期間により一層成長し、学校を盛り上げていこうと一致団結した高級部3年生たちが今後も後輩たちを率いて活躍してくれることでしょう!