朝鮮民族が望んでやまなかった祖国統一のその瞬間が間近に迫った今、統一または分断の歴史を再び思い起こそうと高級部2年生が研究発表を行いました。

発表会は大きく、「分断の始まり」と「祖国統一方針」に分けて行われました。

「分断の始まり」では第2次世界大戦の終結から北と南に分かれ2つの国家、政府ができるまでを解説しながら、一つの国、民族が2つに分かれてしまった分断の原因が発表されました。

「祖国統一方針」では、共和国建国後の祖国統一方針が発表されました。祖国統一3大憲章や、6.15北南共同宣言、10.4宣言、そして4月27日に発表された板門店宣言、また6月12日に行われた朝米会談について発表されました。

結びの言葉の中でリ・アヤさんは「なぜ朝鮮半島が分断されなければならなかったのか。祖国統一は私たち、在日朝鮮人が無関心を貫いて良い問題ではない。今の歴史を紡いでいくのは私たちしかいないということを自覚しなければならない。正しい歴史認識を持ち続けなければならない。」と話しました。