12月中旬、本校に手紙と封筒が届けられました。

 

差出人は東京小平の朝鮮大学校のボクシング部コーチをしておられるプロボクサーの飯田幸司さん。

 

飯田コーチは今回プロ試合を行い、そのファイトマネーを全額全国の朝鮮学校に寄付されました。

本校にも朝鮮学校の生徒に対する飯田コーチの力強い激励とともに貴重な寄付が届けられました。

 

飯田コーチは朝鮮学校の高校無償化除外問題に関して非常に心を痛められ、日本人の中にも味方はたくさんいるんだということを朝鮮学校の生徒たちに伝える意味を込めて今回の寄付をなさったそうです。

 

高校無償化問題が2010年にでてきて以来5年の年月が経ちますが、その間心ない言葉の暴力にさらされ日本人に対する恐怖を持った経験のある生徒も少なくはありません。その心の傷は悔しながら我々教師や保護者・同胞たちでは完全には癒すことが難しいものです。

飯田コーチのような心ある日本の方々のおかげもあり生徒たちは逆風の中でも笑顔でいられます。

 

飯田幸司さんの暖かい激励に心より感謝いたします。